中学数学の勉強法

これだけで数学の点数アップ!【最強の問題集】とその使い方

 

 

今回の記事のタイトルはすこし大げさです。

これだけで数学の点数アップ!【最強の問題集】とその使い方

です。

 

前回、前々回の記事で、
定期テストで点を取るための勉強法のポイントの1つ目である、

「1.計算問題は完璧に。」

についてお話をしてきました。

(*勉強法のポイントの話は中学数学の勉強法~苦手を脱出できる勉強法3つのポイント~を参照。)

 

今回はその2つ目と3つ目にあたる、

「2.学校の教科書&ワークの問題を中心に」
「3.自分のレベルに合わせた問題選定を。」

という話をしたいと思います。

 

学校の教科書&ワークの問題を中心に

さて、もうこの段階でお気づきかと思いますが、
今回紹介する最強の問題集とは、

・教科書
・ワーク

この2冊のことを指します。
誰でも手元に持っている2冊ですね。
(たまにワーク無くしたとかって子がいますが…)

では、なぜこの2冊が最強なのか?

それは、学校の先生がこの2冊を参考にテスト問題を作成するからです

 

学校の定期テストは、
基本的にテスト範囲が決まっています。

テスト範囲を決めているのは、
その狭い範囲(単元)内での理解度をきちんと把握したいからです。

理解度を把握するためには、
簡単すぎる問題ばかりでもダメですし、
反対に難しすぎる問題でもダメです。

また、学校の授業中に扱っていないような問題ばかりを出題しても
正しく理解度を測ることはできません。

そんなことをすると進学塾に通っている子だけが
点数を取れるようなテストになってしまいます。

ですから、生徒の誰もが共通して持っている教科書やワークを
基準にした問題作成というのが、最適になるわけです。

 

中には教科書やワークの問題をそのまま出題する先生もいます。
ちょっとだけ数字を変えて出題する先生もいます。

ただいずれにしても、
教科書・ワークの問題をきちんとできるようにしておけば、
やったことのある問題・似たような問題が出題されるわけですから
ある程度の点数を取ることはできるようになるはず。

そういう意味で、教科書やワークこそが、
テスト勉強のためには最強の問題集となるわけです。

しかしながら・・・

いくらこれらが最強だとしても、
その使い方を間違ってしまうと、効果は薄いものになってしまいます。

 

自分のレベルに合わせた問題選定を

教科書・ワークを使って勉強する上で大切になってくるのが
解く問題選びです。

 

この問題選びの基準は「自分のレベル」ですね。

100点を狙うのか、それとも平均点くらいを狙うのか??
30点を狙いたい、70点は超えていきたい・・・などなど、
今の自分のレベルと目標に合わせて解く問題を選んでいかなければなりません。

もちろん一番いいのは、
教科書・ワークに載っている問題を全て解ききって、
そしてそれを全て完璧に解けるようにすることです。

でも、他の強化との兼ね合いもあって、
どうしてもそこまでの時間が取れないというケースもあるはず。

だからこそ、解くべき問題に優先順位をつけて取り組む必要があるわけです。

ではここから目指す目標点別に解くべき問題の優先順位のつけ方を
お話してきます。

なおここでは、受けるテストの平均点は60点前後、
また教科書や問題集の中には

基礎・標準・応用

の3レベルの問題があるという前提でお話をしてきます。

 

とにかく平均点に近づきたい人

数学が苦手で、少しでも平均点に近づきたいという人は、
まず基本問題だけをしっかり出来るようにしてください。

最初からいきなり標準に手を出さない。

とにかくテスト範囲の基本問題だけをまずやっていきます。
そして基本が出来るようになったら、標準問題にも取り組みます。

あと、このレベルの人たちは計算力が不足していることがほとんどです。
それが原因となって、数学の点数が伸び悩んでいるケースが多いですね。

ですから、

中学数学|計算問題で100%正解するための4STEP勉強法

計算スピードを加速して速く問題をとくための4STEP

の2つの記事も参考に計算力のアップにも努めてください。

 

平均超え~80点くらいを狙いたい人

このレベルの人たちであれば、
まずは標準レベルの問題に取り組んでみるといいでしょう。

その中でつまづいてしまう問題が出てきたら
基本問題に戻って解きなおしを行います。

また、応用問題にさっさと手を出したいと思うのも
このレベルの人たちの特徴ですが、
とにかくまずはテスト範囲の標準問題をやりきることを
最優先にしてください。

もちろんやっただけではなく、
ちゃんと理解もできた状態にすること。
そこまでいけてから応用問題に手を出していきます。

ただ、ここでも全ての応用問題を解けるようにする必要はありません。
もちろんそれが理想ではありますが、
全部が全部やりきろうとすると
とてもじゃないけど時間が足りなくなってしまうと思います。

ですから、応用問題の中でも自分の力で解けそうな問題のみを
ピックアップして確実に解けるようにしておくことが大切です。

それでも余裕がある場合は、どんどん難しい問題にも
チャレンジしていきましょう。

 

100点を目指したい人

100点狙いであれば、当たり前ですが、
全ての問題をパーフェクトに解答できる必要があります。

ただ、だからと言って、全ての問題を解いている時間はないと思いますので
やはり優先順位をつけながら問題を解く必要は出てきます。

こういう人にオススメしたいのは、

1.標準問題の奇数番号だけ解く。

2.間違えたものは偶数番号も解く。

3.応用問題を解く。

という流れです。

基本問題はもう大丈夫だと仮定して、
標準問題から解き始めるわけですが、
それも全ての問題を解くのではなくて、
とりあえず奇数番号の問題のみを解いていきます。

そしてそこで間違えたものがあった場合は
偶数の問題も解き確認をします。

それが終わったら続けて応用問題を解く、という流れです。

 

また、このレベルの人の中には、
教科書やワークレベルの問題では物足りない感じる人もいると思います。

ですから、それ以外にももう少しレベルの高そうな問題集を1冊購入し、
テスト前に解いてみておくのがいいでしょう。

 

 

以上、自分のレベルや目標点に合わせて解く問題を選ぶという話を
してきましたが、本当に大切なのは、

自分に合った問題を解くことではなく、その問題を解けるようにすること

です。

「自分に合った問題を1回解きました!」

ではダメだということですね。

 

間違えた問題には印をつけておき、もう1回後で解きなおしをするとか、
よくわからなければ先生に質問するとか、
とにかく、解いた問題を解けるようにすることが重要。

ここが意識できていないと、いくら自分のレベルに合わせた問題を解いても
いい結果にはつながりません。

ここまで数学の勉強法についてお話してきましたが
いかがだったでしょうか?

たとえ数学が嫌いでも、
正しく勉強できれば定期テストで点を取ることはできます。

ぜひその参考にしてください。

 

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